住宅の延べ床面積(1階と2階の床面積の合計)の全国平均は1住宅当たり92m2だそうです。30坪弱という事になります。マンションも加算されていると思うので、一戸建てで考えると三十数坪が平均という事になるのではないでしょうか。
これに対して、富山県は149m2で全国1位。平均が50坪近い。
この富山で、50坪以上の住宅が激減しているという記事を見ました。
建主の声を聞くと、
『今は必要以上に広い家はいらない。広さよりも質。』
建設会社によると、
若い世代は家で冠婚葬祭をする事もなくなり、普段使わない部屋は必要無い。家族が幸せに暮らせる身の丈に合った家に快適性を求めている。
とのこと。
先行き不透明な時代。
耐震性に、省エネルギー、低ランニングコスト、快適+安全性と量より質重視の傾向にある。
これは、住宅の長寿命化に繋がるし、人にも地球にも優しい最も効果的な方向性ではないでしょうか。
質を落とし、安さと広さを求めた結果、30年の短命住宅となるか。。
予算と質と広さのバランスで人にも地球にも優しい長寿命住宅で快適に暮らすか。
ただし、
その為には、暮らし方の工夫や考え方の工夫が必要です。
プランニングの前に暮らしレビューをしっかりする事。
私達もこれが一番大事なんじゃないかと考え始めました。
量より質。
実に奥が深いです。
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場所:自宅
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